
訪問してくださりありがとうございます。
結果からいうと、息子は今8歳になり、後遺症もなく元気に過ごしています。今年の夏に定期検査を予定してます。
この記事を読むことによって、もしあなたのお子様に同じような症状が出た時に、一つの目安として、また一つの判断材料として不安を少しでも取り除く事ができたら幸いです。
川崎病に関しては検索すると説明がたくさん出てきますので、ここでは簡単に症状だけ書きますね。
Contents
川崎病の主な症状は6つ
川崎病と診断された時に病院からもらった資料です。
- 38〜40℃の高い熱が5日以上続き、不機嫌です。
- 目が赤くなります。
- 唇が赤くなり、苺舌になります。
- 体に赤い発疹ができます。
- 手と足の先が硬く腫れてきます。良くなってくると指の先から皮膚がむけます。
- 首のリンパ節が腫れます。
〈この6症状のうち5つ以上見られると、川崎病と診断します〉
風邪かな?37度の発熱が初期症状だった

川崎病なんて病気も知らない新米ママだった私には、この後「入院です」って言われるなんて思いもよりませんでした。 では、どういった流れだったかお話ししますね。
1週目
日曜日
元気に家族みんなでお出かけ。
月曜日
朝、首を触って「痛い」と言うけど、熱がなかったから保育園へ出発。 10時頃保育園から37.8℃あると連絡がありお迎え。
家に帰ってから熱を測ると37.1℃で、あーまた家に帰ってくると熱が下がってるパターンだ〜と、いつものことだと思いとりあえず家で様子を見る。
食欲もありペロッと大好きなバナナも1本食べてしまう。
火曜日
朝は少し元気。食欲もあり。
それでも微熱と耳の下の腫れが少し気になってきたので、風邪薬をもらいに小児科へ。
先生に言われたのはおたふくではなくリンパが腫れていて、膿のことだけ説明あり。
熱が下がらなかったら週明けまた来てくださいと言われる。
午後、ウトウトすることが多くなり、17時頃38.3℃と熱が上がってきた。
水曜日
朝、昼ほぼ食べず、夕方まだ38℃。
手の震えと耳の下の腫れと発赤がひどくなってきた。
木曜日
薬を飲んでいても熱も下がらず、発赤も腫れもひどくなり不安になってきたけど、小児科の先生は週明けって言ってたし、しかもそこは木曜日が定休日で少しどうしたらいいか悩む。
明日行くか……いやいや絶対おかしい、今日行こう!と耳鼻科へ行く。
この時点で痛みと腫れのせいで首を上下左右に動かせない状態。
耳鼻科で診察後、市民病院へすぐ行くようにと紹介状を渡される。
市民病院で診察と血液検査。結果、肝機能の数値が良くなかったらしい。
状態によっては首を切開して膿を出すかもしれないと。
そしてもしかしたら川崎病の可能性もあると。(この時の症状だけでは確定できなかったようです。)
入院して、翌日CT検査をしてみますと言われる。
金曜日
CT検査と首、心臓のエコー検査。結果、膿に関しては切開しなくてはいけないような膿ではなかったとのこと。
土曜日
首、心臓、そしてお腹のエコー検査と血液検査。結果、肝機能の数値が高くなってきている。
腎臓の数値も高いとか、アルブミン値とかタンパクとかなんとかかんとか、要するに血液検査の結果があまり良くなかった。
血液検査の結果からみてただ菌が入っただけとかは考えにくいと言われる。
川崎病になった時に使う後遺症を予防する薬があるが、それは発病してから6日以内に投与しないと効果が薄れるとのこと。
そのため症状は3つだったが、すでに6日目だったので点滴による藥の投与が始まった。
(かかりつけの小児科へ行く為に週明けまで待たなくて良かった!)
日曜日
藥が効いてきたようで36.9℃まで熱が下がる。
2週目
月曜日
ぐったりしていた状態が、食欲も少しずつ出てきてベットに座れる状態まで回復。
火曜日
食欲も戻ってきたけど、午後からまた少しずつ目が充血してきた。夕方37.6℃と少しず熱が上がり始めた。
水曜日
朝38.1℃。血液検査の結果、もう一度川崎病の薬の投与が必要と判断。
この辺りでいちご舌の症状がで始める。
心臓のエコーの結果は今のところ影響は見られないとのこと。
木曜日
熱も下がり、リンパの腫れも小さくなってきた。
金曜日
熱なし。血液検査あり。
土曜日
点滴は全て外れる。熱は37.1℃。
3週目
火曜日
順調に回復。両手の指先の皮が剥けてきた。
リンパの腫れはだいぶ小さくなった。
目の充血も少しあるが診察、検査で異常がなかった為退院となる。
その後は退院してから定期検査が必要になり、最終的には小学校6年生の検査で異常がなければ定期検査は終了となるようです。
発熱とリンパの腫れの症状が出たら疑う

子供はしょっちゅう高熱を出すし、下痢にもなるし本当にただの風邪かどうか不安になりますよね。
小児科の先生を信じていない訳ではありませんが、今回のように発熱とリンパの腫れだけでは川崎病の疑いがあるとはやっぱり先生でも分からなかったり、言えなかったりするもんなのでしょうか。
判断が付きにくかったのかもですね。(とは言え、やはり親なので、いい先生ではあったんですがその後かかりつけの小児科は変えました)
今我が家には2歳のチビちゃんがいますが、万が一発熱とリンパの腫れの症状が出たら、迷わず自分から川崎病でしょうか?と聞きます。
やっぱりその病気を知ることができたから。
なので、もし川崎病を知らなかった方がこの記事を読んで下さっているのであれば、是非おたふくや水疱瘡、りんご病や胃腸炎など小さい子がよく罹る病気と一緒に川崎病も覚えておいてもらえたらと思います。
私の経験が、あなたのお子様の発熱とリンパの腫れでもしかして?と早めに気づけるきっかけになれればと思っています。
川崎病のこと知ってもらえましたか?
もう一度川崎病の症状をおさらいしましょう
- 38〜40℃の高い熱が5日以上続き、不機嫌です。
- 目が赤くなります。
- 唇が赤くなり、苺舌になります。
- 体に赤い発疹ができます。
- 手と足の先が硬く腫れてきます。良くなってくると指の先から皮膚がむけます。
- 首のリンパ節が腫れます。
〈この6症状のうち5つ以上見られると、川崎病と診断します。〉
川崎病だと判断する時、これらの症状がない時もある
私の息子の場合、初期で1番と6番の2つだけでした。
入院と言われた時は2番の症状も出てました。
5つ以上なくても川崎病の可能性はあります。
高熱とリンパの腫れが出たらもしかしてと疑ってみる
発熱したからと言っても食欲もあり普段と変わらない様子で遊んでいたら、すぐ病院へ連れて行くことは滅多にないですが、子供の笑顔がなくなると不安度MAXになっちゃって本当心配が絶えないですよね。
それでも子供の健康を常に願ってママは心配しまくろうと思います( ̄^ ̄)ゞ
ではでは〜。