こんにちは、シワユリ(@shiwa_yuri)です。
先日、2歳のチビちゃんが急な高熱を出しまして、けいれんが起きました。
我が子のけいれんを初めて見る親にとって、その光景ははっきり言ってとてもおそろしいです。
5年ほど前、お兄ちゃんが3歳の時にも一度経験してましたが、二度目のけいれんの光景でさえ、やはりおそろしかったです。
「きっとけいれんだ」と分かっても、落ち着いていられません。
どうしよどうしよどうしよ
と、慌てふためいて泣いてしまいました。
今回のけいれんの診断は単純型熱性けいれんでした。
子供のけいれんを見て心配なのは
ではないでしょうか。
結果から言うと、熱性けいれんを原因としての後遺症が残るということはまずないそうです。
そういった場合は他の病気の要因が考えられ、検査が必要となるそうです。
とりあえず1日目の熱性けいれんは先生から大丈夫でしょうと言われて、安心しました。
・・・ん?1日目?
そうなんです。
2日目もあったんです。おそろしい時間が。
こういった経験を子育ての参考に、また共有できたらと思い記事にしますね。
Contents
身近でありそうな子供の病気は少しでも調べておく

無知でけいれんに出会うとおそろしすぎます
お子さんがいらっしゃる親御さんなら経験あると思いますが、子供についてのちょっとした情報をネットや本で調べたことありますよね。
発熱や咳、鼻水や下痢のことなど、わたしも何度も調べました。
そんな中、職場の先輩ママから進められた1冊の本があります。
それがこちらです。
この本にはすごくお世話になりました。
子どもによくある症状や体調について、漫画付きで分かりやすく書いてあるのでオススメです。
初めての子育ての時はいろんなことで神経質になりやすく心配しすぎて疲れてしまうので、こういう本が一冊あるだけでも、心にゆとりが持てると思います。
わたしがそうでした(^_^;)
この本に書いてあったけいれんの時の対応がこちらです。
- 平らで広い、安全なところに寝かせる。
- 衣服の首回りを緩める。
- けいれんが5分以上続く場合は、救急車を呼ぶ。
- 子どもの口に、タオルや指をかませることはしてはいけない。(けいれんで舌をかんだり、窒息することはない)
- 大声で叫んだり、ゆすったりしない。
5分以上と書いていますが、実際けいれんを目の当たりにするとパニクって時間なんてはかれませんでした。
初めての経験に頭が真っ白状態です。
けいれんを初めて見たのはお兄ちゃんが3歳の時です。
自分の心臓が飛び出しそうなくらいの鼓動と、震えが止まらずパニック状態でしたね。
その時はけいれんを起こす数秒前まで、高熱でつらそうだったけど普通に会話をして、水分をあげてるところでした。
こんな感じです。
・水分とろっか?(わたしがストローを加えさせる)
・飲む様子を確認。
・口びるが震えだす。
・力が抜けるように倒れる。(パニック、名前を大声で叫ぶ)←大声はダメでしたね。
・体は反るように力が入りガタガタ震えだす。
・口も激しくガクガクし、舌を噛む勢い。
・顔色が悪く、唇が黒っぽい変な色になる。
・目が白目をむくようにどこかを見ている
・声がけ反応なし。
・体感では5分くらいの痙攣(実際2、3分)
・救急車呼ぶ
本は読んでいたものの、我が子のけいれんを目の当たりにするとこわくてこわくて
とひたすら思っていました。
苦しそうな子どもを見ると、もう涙が止まりませんよね。本当にこわかったです。
めちゃくちゃ焦ってはいましたが、絶対に口の中に指やタオルを入れないようにそこは意識してました。
でも本当に舌を噛みそうな激しさで、口元に手をやって広げたい!という仕草をしたのは覚えてます。
おばあちゃの知恵もたまには間違ってます
おばあちゃんの知恵って勉強になるものがたくさんありますよね。
だけど、申し訳ないですが一つだけ、疑った方がいいこともあります。
それは育児に関してです。
初めての子育てだと、周りの先輩ママからいろんなアドバイスをもらいますよね。
それは友人、職場の同僚、先輩、そして実母、義母からと幅広く。
ありがたいことなんですが、あるママ向けの情報誌に書いてある記事を読んでこう考えました。
です。
相手からしたら嫌味に聞こえますかね。
わたしだったら、聞かれた内容には「自分はこうしてるよ」と伝えるけど、絶対に「こうした方がいいよ」とは言いません。
もちろん「こうしなさい」はあり得ません。
でもやっぱりあるんですよね。
とくに実母や義母。
この圧力は半端ないです。
良く言うと「世話好き」、悪くいうと「ありがた迷惑」です。
その記事というのが、子育ては10年たつとだいぶ違う。だから正しい情報を知ることが大事、ということが書いてました。
実母だったか義母だったかどちらかに、新米ママが昔のやり方を押し付けられて悩んでるイラストもふんわり記憶にあります。
それを読んだ時はなるほど!と納得しました。
そして、お兄ちゃん3歳のけいれんの時に間違いが起きたんです。
けいれんしてる最中に言われました。
「早く指にタオルまいて口に入れて!」
まじか!?
その時はダメと分かっていてもやっぱり舌を噛むかもしれない、とパニックになってるわたしには冷静な判断は不可能でした。
・・・義母の言うことに従うしかなかったんです。
結果、めちゃくちゃ痛いです。
指がちぎれます。
そして変なやり方をしたのでお兄ちゃんの唇が切れてしまいました。
何もしなかったら切れることはなかったので、申し訳ないです。
後で、救急車の中で救急隊員さんに言われたこと。
「無意識に自分を守っているから舌を噛むことないので、絶対に指を入れないでください。危険です」
・・・すみません。
2度目のけいれん。お兄ちゃんの時とは何か違ってまたパニクる

2度目のけいれんでも冷静さは保てません
前回けいれんを起こしたお兄ちゃんは現在8歳で、それ以来けいれんは起こしていません。
今回の2歳のチビちゃんが起こしたけいれんはこんな感じです。
・日中お出かけし、元気に走り回る。
・夕方16時頃、37℃台の発熱あり、そのまま寝る。
・19時頃急に39℃台まで上がる。
・機嫌もわるく泣き出す。
・以前もらっていた解熱剤を使用する前に、先にお兄ちゃんのご飯の準備を簡単にすまそうと急いでキッチンに行く。
・泣き声が急に止まる。なんか音がして嫌な予感がした。
・リビングをのぞくと仰向けにチビちゃんが倒れていた。
・一瞬思考停止。
・かけつける。パニック。
・目が白目をむくくらい上をみている。
・ヒクッヒクッっていって呼吸ができていないように見える。
・体ごと横にする。
・泡状のよだれがたれてくる。
・体は反っていないが、小刻みに震えている。
・左手が右手よりもけいれんしているように見える。
・声がけに反応しない。
・顔色がおかしくなっていく。
・こわくなる。号泣しながら救急車呼ぶ。
・おそらく3、4分のけいれん。
この記事を書いてる今もその時のこわかった感覚を思い出して、ちょっと胸が苦しくなります。
何度も言いますが我が子のけいれんは本当におそろしいです。
この時感じた事とできた対応です。
・お兄ちゃんの時とは違って体が反っていなかった。
・口が激しくガクガクいってなかった。
・唇がそこまで黒っぽい感じにならなかった。(けど色はおかしい)
・けいれんじゃない!?死んじゃう!と思ってこわくてたまらなかった。
・こわいながらも、体ごと横にして嘔吐物があった場合に窒息しないようにした。
・けいれんだったとしたら、けいれんの時間が重要だと前回教わったので、時間の意識は出来るだけしたと思う。
パニックの中、できることだけしてひたすら名前を呼び続けました。
結果、血液検査もして今回も単純型熱性けいれんの診断でした。
痙攣を起こした時の対処法
余談ですが、この時の救急の小児科の先生がものすごく親身になってくれる、素晴らしい先生でした。この先生のおかげで、わたしの精神も安定した感じです。
全ての先生がこうであればいいのになんて・・・無理ですね。
この時先生に伝えられた事
- 嘔吐物で窒息しないようにけいれんが起きたら顔を横にする、又は体ごと、もしくはうつ伏せでも構わない。
- 絶対口の中に指を入れてはいけない。割り箸を入れる人もいるがダメ
- けいれんの時間をはかる。できれば動画をとってもらってもいい。
もうそれどころじゃなく、焦ってしまうのはわかる前提でできたらやってほしいとのことでした。
わたしが2つできていたので、対応がすごくよかったですと言われさらに安心しました。
同じ熱で2回のけいれんもあり得ます
チビちゃんのけいれんでお世話になった先生に、けいれんについて詳しく説明は受けたのですが、やっぱりすぐメモしないといけないですね。
なぜかというと、翌日またけいれんが起きたんです!!
受けた説明があやふやになっちゃって、2回目のけいれんを目の当たりにした瞬間、もうダメだと思いました。
タメだというのは、脳がおかしくなると思ったんです。
安心しきってるところに急にけいれん。しかも夜中3時です。
気づいたわたしもすごい。
気になって浅いねむりだったんですかね。何かの音でビクっと飛び起きました。
2回目の症状で一つだけ違ったことがあります。
それはけいれん時間が長かったこと。
救急車の中でも続いていて約8分くらいです。
絶望感でした。
それでも気をしっかり持つようにして、わたしがとった行動が
・体ごと横にした。
・別の部屋で寝ている夫を大声で起こし、けいれんの様子を動画で撮り始めた。
・夫がきてすぐ救急車を呼んでもらった。
・震えながらひたすら動画を撮り続けた。
前回、もしまたけいれんが起きたら、落ち着いてけいれんの時間をみてから救急車を呼んでもいいし、すぐに呼んでも大丈夫です、と先生に言われていたので、迷わずすぐ呼びました。
今回は熱が下がるまで、入院して様子を見ることになりました。
まとめ
大切な我が子の苦しむ姿はとてもつらいですよね。
それが初めて見る光景や経験だとなおさらです。
いざという時のために、ぜひこの対応だけでも覚えておいてください。
- けいれんが起きたら嘔吐物などで窒息しないように顔を横にする。または体ごと横にするかうつ伏せにする。
- けいれんが起きたら指やタオル、割り箸を入れない。
- けいれんの時間をはかる。できるようだったら動画も撮る。
- けいれんの状態を見る。(体、手、足、目の状態を聞かれます)
熱性けいれんはこういう感じなんだぁくらいに知っててもらって、その時の対応だけは頭の片隅に入れておいてもらえると、万が一の時知っておいてよかったと思えるはずです。
すみっこにあるのとないのとでは全然ちがいます。
今回は同じ熱で2回けいれんを起こしたというのと、片方の手に強くけいれんがあったということで後日、脳波の検査をすることになりました。
またどうだったか追記したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
【追記】後日脳波の検査をしたら異常はありませんでした。
一安心です。
ただ同じ熱で2回けいれんを起こしたということもあり、けいれん予防の
薬を処方されました。
37.5℃の発熱で飲みます。
とりあえず2年様子見て、その後また様子次第で、小学校上がる前まで飲む
かどうか決めるそうです。これからは発熱のたびに警戒しないとです。
親は心配ごとが絶えませんね。
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